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6月13日のおすすめコラム。独断と偏見で選びました。

6月13日の地方紙から気になったコラムをいくつか選びました。

 



ロビンソン・クルーソー物語(6/13 北海道新聞)

「ロビンソン・クルーソー」(ダニエル・デフォー 著)。子供のころに読み、何となく中身を知っている本だろう。あらためて読み返すと、いろいろなことに気づく。孤島に漂着するまでの話しを覚えているかたいるだろうか。起伏に富む。最初の船は英国沿岸で沈没。海賊に捕まり奴隷される。ブラジルでの農園経営成功。農園の労働力として黒人奴隷を調達しにアフリカに向かう途中で難破。同志社大名誉教授の布留川正博さん著書「奴隷船の世界史」によると、じつはこの「ロビンソン・クルーソー」は、植民地開発や奴隷貿易といった当時の世界状況や歴史的背景を克明に描いた作品である。

 

 

気温や湿度が上昇するとコロナ感染リスクが減るか(6/13 京都新聞)

「人は風や寒暑を気にするが、湿気には無頓着である。人でも湿気に当たると奥深く身体に入り込んで容易に治らない」と江戸時代の儒学者の貝原益軒が「養生訓」に書いている。

今、気になるのは、梅雨と新型コロナウイルスとの関係。中国の研究グループから「温度が1度、湿度が1%上昇するごとに感染が減る」が報告あった。米国の研究グループも、感染拡大が深刻な都市の大半が低温・低湿度のゾーンに収まっていたと分析。もし、この通りなら高温・多湿の梅雨は救世主になる可能性がある。(引用文献が記載おらず、どこまで専門的な文献をみたか不明。あくまで参考程度にお願いします。)

 

ヒトも冬眠できるかも?(6/13 静岡新聞、6/13 神戸新聞)

映画「2001年宇宙の旅」。はるか遠い宇宙に旅立つ宇宙飛行士を、人工的な冬眠状態にすることが描かれている。筑波大と理化学研究所のチームが、本来は冬眠しないマウスの人工冬眠に成功した。脳にある「休眠誘導神経(Q神経)」と名付けた細胞を刺激すると、冬眠に近い状態を作り出すことが分かった。Q神経は人間の脳にも存在する可能性が高いという。冬眠に入ると、ふだんよりも少ない酸素や栄養で生命を維持できる。体を“超省エネモード”にすることで病気やけがの進行を遅らせたり、長期の宇宙飛行に役立てたりと、人への応用が期待される。

 

「国際機関」と聞くと、どのような持つイメージをもちますか?(6/13 河北新報)

国際機関と聞くと、私たちが持つイメージはおおむね好感度が高いように思える。公平に判断して決定をしていると漠然とイメージする。多くの組織は公正だろうが(だと信じたいが)、納得できない例もある。インフルエンザのワクチンは、流行が予測されるウイルスを世界保健機関(WHO)が判断し、各国の製薬会社が製造する。WHOのその会議に日本はかつて呼ばれなかった。手持ちのデータを一方的に提供するだけだった。当時、国立感染症研究所の根路銘 国昭さんの抗議が実り、招待状が届くようになったという。確かに、新型コロナウイルスへの対応を見れば、WHO改革は必要だろう。

 

酒を取り締まうような人も、その誘惑にあらがえない

映画「アンタッチャブル」。禁酒法下、1930年代の米国シカゴを舞台に展開する財務省捜査班エリオット・ネス率いるチーム"アンタッチャブル"と暗黒街の帝王アル・カポネの密造酒を巡る戦いを描いた。実話を基にしている。主人公のエリオット・ネスは、後に禁酒法が廃止されてから酒浸りの毎日を送った。

コロナ禍で自宅にいる時間が多くなり、家飲みによる飲酒量増加が懸念されている。「することがない」「時間を気にしなくていい」。以前より増えた人は少なくないのではないか。「百薬の長」とて飲み方次第で毒にもなる。徹底的に酒を取り締まったネスのような人物も、その誘惑にあらがえなかった。

 

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