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今年の流行語はアベノマスクに決定?。ドイツの考古学者、幕末日本に行く。読みにくい漢字をもつ植物名前。オリンパスのカメラ事業売却。日本の接触追跡アプリの評価。

全国の新聞各紙からおすすめコラムを選びました。もう今年の流行語は決まっていますね。アベノマスク。ホウネンエビの目撃情報がでてきています。ドイツの考古学者の幕末日本の旅行記。読みにくい漢字をもつ植物の名前。とても残念ですが、オリンパスはカメラ事業売却するそうです。日本の接触追跡アプリの評価はさて、などなどの話題が挙がっています。

 

 

流行語大賞の有力候補のアベノマスク。昨年の「タピる」と比べると(6/29 神戸新聞)

今年の流行語大賞の有力候補のアベノマスク。届いたけど、まだ開封すらしていない人が多いのでは。皆さん、すでに手作りマスクや市販の布マスクを洗濯すれば何度も使えると学んでいる。さて出番は来るだろうか。

先日の神戸新聞「タピる若者どこへ?」という記事によると、、神戸三宮でピーク時は30店ほどあったタピオカドリンクの専門店が半減。「タピる」が2019年の流行語大賞ベストテンに入ったのも今は昔

ただ、じつはタピオカが一過性の流行かというとそうでもない。1990年代前半に1回目のブーム。ココナツミルクにタピオカを入れた中華料理のデザートが人気を生んだ。2000年代後半に2回目。原宿や渋谷の女子中高生らにクレープ片手にタピオカドリンクを飲むスタイルが騒がれた。昨年は3回目だった。今もコンビニをのぞくと、商品棚の一角でタピオカドリンクは健在。商品開発を重ねて、いまや「定位置」をつかんでいる。アベノマスクと同じまな板に載せては、タピオカに失礼か。

神戸新聞NEXT|正平調|

 

 

ホウネンエビの目撃情報。今年は豊作か(6/29 長野日報)

長野からの季節ニュース。ホウネンエビの目撃情報が農家からも寄せられた。大発生は豊年の前兆ともいわれる。

ベテラン農家でも見るのは初めてだったようで「田んぼの水面が動くぐらいたくさんいてびっくり」とのこと。害虫ではないので心配無用。『黒い目玉と、二つに分かれた尻尾の先の朱色が目立つ2センチほどの生き物で、あおむけに泳ぐ。土の中で眠っていた卵が水を吸収し、環境が整うとふ化する。田植えの後、突然大発生したかのような印象を受けるのはこのためだ。寿命は短く、産卵を終えると一斉に姿を消してしまう』

豊作の予感か?調べてみると、長野日報で12年前に一度ホウネンエビの捕獲が報じられた。その年のコメの全国作況は、7年ぶりに「やや良」の豊作だった。なので、今年もひょっとしたら… 

2020年6月29日付 – Nagano Nippo Web 

 

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ホウネンエビとは?飼育と繁殖方法を紹介!寿命や餌、メダカと一緒に飼えるの? - Woriver

 

 

ドイツの考古学者の幕末日本の旅行記(6/29 福井新聞)

ドイツの考古学者ハインリヒ・シュリーマン(1822-1890年)。ギリシア神話に登場する伝説の都市トロイアを発掘した ハインリヒ・シュリーマン - Wikipedia。今年、没後130年になる。遺跡の発掘に先立つ6年前、世界旅行に出ている。中国に続いて、幕末の慶応元年(1865年)に日本を訪れた。江戸や横浜の町を見学し、印象を書き残している。天津や北京の町を「ぞっとするほど不潔な」と、日本を「日本人が世界でいちばん清潔な国民であることは異論の余地がない」「シュリーマン旅行記 清国・日本」

江戸時代の日本は、上下水が徹底管理され、屎尿(しにょう)は農業用肥料として活用されていた。ごみにあふれた欧州より、ずっと衛生的だった。一方、現代の日本。シュリーマンの時代にはなかったプラスチックなど、ごみの増加が環境に大きな負荷をかけている。7月から、全ての小売店でレジ袋の有料化が義務付けられる。シュリーマンが残した言葉「目的がはっきりしてこそ、手段も鮮明になってくる」。持続可能な地球を目的に、プラごみ削減を目指そう。

ドイツの考古学者ハインリヒ・シュ… | 越山若水 | 福井新聞ONLINE

 

 

植物の名前は読みにくいものが多い (6/29 福島民友新聞)

  • イチョウは、公孫樹または銀杏と書く。
  • コスモスは、秋桜。英語に花のイメージを表す字を当てた。
  • タンポポは、蒲公英。中国には開花前のタンポポを摘み取って作る漢方薬があり、日本ではこの薬の名前をそのまま当てた。
  • アジサイは「紫陽花」。書くようになったのは平安時代。中国の詩にある紫色でいい香りのする花「紫陽花」がアジサイと解された。アジサイに際立った香りはないので誤訳ではあるが、紫色の陽光というのは雨に映える花の美しさを言い当てている

梅雨の後には、日差しを真っすぐと見つめる向日葵(ヒマワリ)や、花の盛りが長い百日紅(サルスベリ)の咲く盛夏が待っている。

【6月29日付編集日記】紫陽花:編集日記:福島民友新聞社 みんゆうNet

 

 

 オリンパスのカメラ事業売却。そのカメラは終戦直後の食糧不足を支えていた(6/29 東京新聞)

カメラが終戦直後の食糧不足を支えていた。GHQから食糧支援を受けていたが、支援といっても無料ではなかった。「日本写真史」(鳥原学 著)によると、支援を受けるため、日本政府は、カメラなどの見返り物資をGHQに提供していた。日本の小型で値段の安いカメラは米兵の人気が高かったらしい。戦争中、各メーカーの技術者は光学兵器の開発に動員され、人材も技術力も残っていたため生産再開も早かったそうだ。

カメラはかつての日本のひもじさを救ったのである。高千穂光学工業(現・オリンパス)もそういうメーカーのひとつ。そのオリンパス。デジタルカメラなどの映像事業を分社化し、投資ファンドに売却することになった。最近はスマートフォンに押され、赤字が続いていた。終戦後から高度成長期。長きにわたって日本を支えてきたカメラの「恩義」を思う。

終戦直後の食糧不足をカメラが支えたという事実がある。GHQ…:東京新聞 TOKYO Web

 

 

日本の接触追跡携帯アプリの評価 (6/29 北海道新聞)

インドのことわざ「知るは一滴に過ぎず、知らぬは大海のごとし」。「少しの知識をひけらかさない方がいい」という意味。インド政府が、新型コロナウイルス感染者との接触を追跡する携帯アプリの利用を義務付ける政策を推進している。全土封鎖の実施による経済停滞。労働者の都市部から農村へ帰郷による感染拡大。危機感にかられての強硬手段で、アプリを利用しない従業員が解雇や逮捕の警告を受けるなど混乱気味。

米国のMITテクノロジーレビューが世界中の接触を追跡アプリを比較した。利用の自主性、データの使用目的、一定期間後のデータ消去、最小限のデータ収集、システムの透明性という五つの観点で評価。5項目とも及第点だったのは調査した42カ国中、オーストリア、ブルガリア、カナダ、チェコ、デンマーク、アイスランド、イスラエル、イタリア、シンガポールだった。日本はというと、水準を満たしたのは「利用の自主性」「一定期間後のデータ消去」2項目のみ。政府は「プライバシーは保護されるので、安心して利用を」と説明するものの、国際的には必ずしもレベルが高いわけではない。(->これはこのレビュー誌の独自判断基準なので、これで国際的どうこうは言えないと思いますが...)

この技術に懐疑的なのが欧州。ノルウェーは接触アプリの利用終了。人権侵害への敏感さは注目に値する。

大海の一滴:北海道新聞 どうしん電子版 

MIT Tech Review: 世界各国の取り組みを比較 「接触者追跡アプリ」 追跡プロジェクト始めます 

 

 

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